堺市の泉北ニュータウン内の複数の公園や、和泉市の光明池緑地でアマナがみつかりました。堺市では初記録です。
アマナは、いわゆる「スプリング・エフェメラル」の一種で、早春に葉が出て短い期間に花を咲かせ(撮影は3月中旬)、その後は翌年度に向けて光合成で得た養分を地下の球根に貯め、梅雨明け頃には葉も枯れて眠りにつきます。
今回みつかったアマナは、植栽木の周辺に広がっているなどの状況から見て、ニュータウン造成時に持ち込まれた可能性が高いようですが、ニュータウンの公園は1年に何度か草刈りが行われるので、草丈の高い草本に覆われることなく、増えてきているようです。今まで気づかれなかったのは、植物調査などが行われるのが、主に暖かくなってアマナの花が終わってからだったためでしょう。
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