2026/10/19

2026年9月27日実施の観察会の案内です

 

<10月観察会のご案内>

信太山丘陵観察会

1.日  時   2026年10月18日(日)

 *朝7時のNHKの気象情報で、大阪府の午前の降水確率が60%以上の時は中止します。

2.集合場所   南海バス「鶴山台4丁目」バス停

  (徒歩5分の「信太山丘陵里山自然公園」には16台駐車可能の駐車場があります)

3.集合時刻   午前9時50分

※「北信太駅」東改札口に9時30分集合で、いっしょにバス停に移動します

<交通機関の例>

・JR阪和線「三国ケ丘」9:17発(日根野行 区間快速)⇒「北信太」9:28着 ⇒ 徒歩8分で、「北信太駅筋」バス停へ移動し、南海バス「北信太駅筋」9:42発(鶴山台団地線361、北信太駅筋行)⇒「鶴山台4丁目」バス停9:47着

※交通費(片道):三国ケ丘―北信太間200円、北信太駅筋―鶴山台4丁目間200円

4.参加費

 会員以外は300円、会員は無料

5.コース  

午前 : 現在は、財団法人 大阪みどりのトラスト協会が保全・管理している「惣ケ池湿」を田丸 八郎(NPO法人 信太の森FANクラブ)理事長に案内していただきます。

午後 : 2024年8月に開園した「信太山丘陵里山自然公園」内を散策して植物観察。

<主な植物> コバナノワレモコウ・コモウセンゴケ・タチカモメヅル・シソクサ・ホソバリンドウ・ミズオトギリ・ムカゴニンジン・サワヒヨドリ・ボントクタデ・ヒメシロネ・イボクサ・ヒメジソ・ガマ

6.解散  南海バス「鶴山台4丁目」バス停。15時頃の予定。
    (バスは14:47・15:07発)

7.持ち物   弁当・飲み物・筆記用具・雨具。必要な方はカメラ・図鑑等。

8.担当・連絡先      

 木村・藤村

2026/09/29

2026年9月27日実施の観察会の案内です

 <9月観察会のご案内>
西原公園~桃山公園観察会(延期)


1.日  時    2026年9月27日(日)…6月6日予定の観察会が雨天のため延期
 *朝7時のNHKの気象情報で、大阪府の午前の降水確率が60%以上の時は中止します。

2.集合場所   南海泉北線「栂美木多」駅 改札口を出たところ

3.集合時刻   午前10時
<交通機関の例>
・南海「なんば」9:18発準急(和泉中央行)⇒(「堺東」9:31発)⇒「栂美木多」9:47着
・南海「なんば」9:30発準急(和泉中央行)⇒(「堺東」9:43発)⇒「栂美木多」9:59着 
※交通費(片道):難波から530円、堺から370円

4.参加費
 会員以外は300円、会員は無料

5.コース  
「栂美木多」駅―→「西原公園」―(緑道を経て)→「桃山公園」(昼食)―→「野々井」―→「大森」―→「栂美木多」駅
 <コースと、見られる主な植物>
  まず、西原公園で植物観察を行います。公園内の北松尾池の近くで、自生のクロミノニシゴリ(絶滅危惧種)や植栽されたハナガガシ・トチノキなどを見ます。その後、緑道沿いに北へ移動し、桃山公園にある東谷池などでガガブタを観察します。公園から出て、野々井の農地周辺の植物を見ながら、石津川沿いに、大森を経て「栂美木多」駅に戻ります。平地を5kmほど歩くコースです。
6.解散  南海泉北線「栂美木多」駅。15時頃の予定。

7.持ち物   弁当・飲み物・筆記用具・雨具。必要な方はポリ袋・カメラ・図鑑等。
  
8.担当・連絡先      
 木村 進 ・今井 周治

     

2026/09/22

2026年9月22日まで堺植物同好会HPの TOP ENTRY を飾った写真


 キリンソウ Phedimus aizoon var. floribundus(ベンケイソウ科)

 

堺市内で新しく見つかった植物について

  1998年の「堺市植物目録」発行以後、1999年~2012年までは、平野弘二様によって、毎年堺市で新しく発見された種は「堺市植物目録補遣」として、会誌に報告されてきました。しかし、その後は、一部は会報や会誌で紹介されましたが、発見しても記録として残っていないものも多くあります。そのため、外来植物や逸出・移入種を中心に多くの植物が未報告のままになっています。会報279号にも書いたように、「堺市植物目録」改訂版の作成に向けて、今後は確認された種を順次報告していきたいと考えています。皆様にもご協力よろしくお願いします。可能な限り標本を作成し、無理な場合は種の特徴がわかる写真を撮影して確認できるようにしていきます。とりあえず、今年9月の西原公園~桃山公園観察会の下見で見つけた2種を含め、これまで報告のなかった4種を報告します。目録改訂版への掲載も考えて、「堺市植物目録補遣」と同様に、以下のデータを記録しておきます。
 

[和名・科名・学名・産地(住所・メッシュ番号または緯度経度)・生育環境・標本番号(ある場合)・発見日・発見者・備考(外来・逸出・移入等]
 

① キバナニワゼキショウ・アヤメ科・Sisyrinchium exile E.P.Bicknell
・南区野々井(34.494508,135.475709)
・あぜ道・標本なし(写真1)・2026.6.4・木村進・外来種


②  カラクサシュンギク(別名:ダールベルグデージー)・キク科
・Thymophylla tenuiloba DC.) Small
・南区野々井(34.491027,135.477687)
・分離帯・標本なし(写真2)・2026.6.4・木村進・外来種


③ オオバナミズキンバイ・アカバナ科
・Ludwigia grandiflora (Michx.) Greuter & Burdet(広義)
・中区東半田鴨坂池(34.523453,135.499413)
・ため池・標本なし(写真3)・2023.9.15・木村進・外来種


④ トウカイタンポポ・キク科
・Taraxacum platycarpum Dahlst. var. longeappendiculatum Nakai
・西区築港新町四丁(34.573846,135.409598)
・公園~駐車場・標本なし(写真4)・2014.4.19・木村進・国内移入種


(木村 進記)


第50回記念会員発表会のご案内

 会員相互の知識の交流と親睦を図るため実施している恒例の会員発表会を、今回は第50回記念として記念講演講師に植村修二氏をお招きして、下記の要領で開催いたします。例年は1月に開催してきましたが、今年度から7月に変更することにしました。これは、近年の夏は猛暑が続き、観察会の実施が困難となり同好会の行事が長期間にわたって空いてしまうためです。今回は記念講演のほか会員から2件の発表が行われます。植物について研修を深めることができる年1回の機会ですので、ぜひとも、会員の皆様の多数のご参加とともに、会員外の方にもお声がけをお願いします。車で来られる場合は、図書館の駐車場は図書館利用者のみ1時間以内の使用しかできませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。

◎ 日時 2026(令和8)年7月26日(日) 午後1時30分~4時30分

◎ 場所 堺市立南図書館(TEL 072-294-0123)3階 集会室2

 ※交通:南海泉北線「泉ヶ丘」駅下車南西約300m、泉ケ丘市民センター内

◎ 参加申込 会員外の方も参加可。参加費無料・申込み不要。直接会場へお越し下さい。

◎ 発表者及び演題

 <会員発表>

  ① 「東北の山で見た高山植物」             今井 周治

  ② 「堺の植物と環境の変遷-旧石器時代から近世-」   木村 進

 <50回記念講演>

  「帰化植物と付き合った60年―昭和の時代から令和までー」 植村 修二

<記念講演講師紹介>

植村 修二(うえむら しゅうじ)

 日本の帰化植物研究の第一人者として精力的に活躍。近畿地方を中心に日本国内の帰化植物の分類学的研究や、日本への侵入・定着など分布動態状に関する研究を長年継続され、それらの知見をわかりやすく解説した多数の著作を発表されている。主な著書(編著)に『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』(全国農村教育協会)があり、近年侵入した帰化種の同定には必須の冊子。(主な経歴)大阪府立園芸高等学校・大阪府立農芸高等学校教諭、豊中市花とみどりの相談所専門相談員を経て、現在、大阪府立園芸高等学校非常勤講師、他に、近畿植物同好会幹事、堺市レッドリスト・外来種アラートリスト改訂懇話会構成員など多数。

<会員発表会の沿革>

 会誌「堺植物」第14号に、昭和50(1975)年12月13日に第1回会員発表会が参加者17名で開催されたことが書かれています。第2回会員発表会は昭和52年1月22日(参加者34名)とあり、この時から1月に開催されるようになったようで、その後、コロナ禍で2021年1月予定の発表会は中止したが、50年間継続されてきたことになります。


 

2026/07/01

2026年6月30日まで堺植物同好会HPの TOP ENTRY を飾った写真

 

イブキシモツケ Spiraea dasyantha(バラ科)

 

鴨坂池(中区堀上町)でオオバナミズキンバイが繁茂

  今年5月に南海泉北線の車窓から、深井駅の近くの池全体が黄色の花でおおわれているのを見つけて、6月10日に見に行ったところ、鴨坂池(中区堀上町)一面に特定外来生物指定のオオバナミズキンバイ(アカバ科)が繁茂していることを確認した。この池では夏になるとオニバスが出現することがあり、2023年9月15日にオニバスの写真を撮った際にもオオバナミズキンバイが岸近くの狭い範囲に見られたが、3年ほどで池一面に広がったことになる。堺市のため池203ヶ所で水草調査を行った弘岡知樹さん(2026)によると、堺市では 2022年以降オオバナミズキンバイ(広義)が8カ所で確認されたという。この鴨坂池では、2023年·2024年にはオニバスが観察されたが、2025 年は発見できなかった。オオバナミズキンバイがー面に広がったことが影響しているかどうか、今夏にオニバスが出現するか注目したい。

(参考)弘岡知樹·横川昌史(2026)大阪府堺市のため池で分布拡大する侵略的外来水生植物オオバナミズキンバイ(広義)(アカバナ科).大阪市立自然史博物館研究報告(80):67-84.