イブキシモツケ Spiraea dasyantha(バラ科)
活動の記録やニュースなど
今年5月に南海泉北線の車窓から、深井駅の近くの池全体が黄色の花でおおわれているのを見つけて、6月10日に見に行ったところ、鴨坂池(中区堀上町)一面に特定外来生物指定のオオバナミズキンバイ(アカバ科)が繁茂していることを確認した。この池では夏になるとオニバスが出現することがあり、2023年9月15日にオニバスの写真を撮った際にもオオバナミズキンバイが岸近くの狭い範囲に見られたが、3年ほどで池一面に広がったことになる。堺市のため池203ヶ所で水草調査を行った弘岡知樹さん(2026)によると、堺市では 2022年以降オオバナミズキンバイ(広義)が8カ所で確認されたという。この鴨坂池では、2023年·2024年にはオニバスが観察されたが、2025 年は発見できなかった。オオバナミズキンバイがー面に広がったことが影響しているかどうか、今夏にオニバスが出現するか注目したい。
(参考)弘岡知樹·横川昌史(2026)大阪府堺市のため池で分布拡大する侵略的外来水生植物オオバナミズキンバイ(広義)(アカバナ科).大阪市立自然史博物館研究報告(80):67-84.
<5月観察会のご案内>
1. 実施日 2026年5月17日(日)
2. 中止の判断
当日の朝、NHKテレビ7:00前の天気予報で、大阪の降水確率が、午前、午後のいずれかの60%以上の場合、観察会を中止します。
3. 集合場所・時刻 南海高野線 紀見峠駅 乗車券売機前 9時40分
解散場所・時刻 〃 千早口駅前 14時30分頃
4. 電車の時間(下記より遅いと間に合いません)
南海高野線 「なんば」駅 8:48発急行に乗車 「紀見峠」駅 9:34着
*堺東駅 9:00発 → 北野田駅 9:05発 → 金剛駅 9:13発 → 河内長野駅 9:20発
*三国ヶ丘駅 8:54発(普通)→ 中百舌鳥駅 8:57発
→ 北野田駅 9:08発(急行)に乗換え
どの駅にも自転車、単車を無料で置く場所があります。
5. 持ち物
弁当、水筒、筆記具、タオル、座るときに敷くもの、図鑑、カメラ、雨具など
6. 観察路の概要
紀見峠はダイトレ(屯鶴峯~槇尾山のハイキングコース)との交差点です。そこまでは登り坂ですが、観察会ですのでゆっくり進みます。紀見峠は数学者、岡潔の縁の地です。峠からは国道371号を下ります。バイパスが作られ、交通量が激減して歩きやすいです。蟹井神社からは、旧の南海高野線跡に作られた遊歩道を進みます。自動車、単車は進入禁止です。全コースに地道箇所はありません。
千早口駅で解散としていますが、余裕がある方は美加の台駅まで歩かれるのもいいのではないでしょうか。天見駅の周辺はナンテンの木がたくさん植えられています。
7.参加費 会員は無料、会員外の方は300円を当日に集金します。
連絡先 長尾・藤村
<4月観察会のご案内>
1.集合日時:4月26日(日)午前10時10分
(解散は3時頃西宮名塩駅を予定しています。)
※ 当日朝7時天気予報で兵庫県南部の午前の降水確率が50%以上の場合は中止。
2.集合場所:JR福知山線 武田尾駅の改札前
JR大阪駅 9:15発(6番線)の宝塚線新三田行に乗車すると、乗換無しで武田尾に10:01に到着します。
3.観察地の概要
武田尾駅から、温泉地の周辺を散策したのち、桜の園周辺で昼食の後、廃線跡を西宮名塩駅まで歩きます。距離は約7kmで、高低差はほとんどありません。いろいろな春の野草が咲き始めていますし、渓流沿いですので、コケやシダも多い所です。 なお、桜の園から引き返すことも可能です、その場合は、約3.5kmになります。
4. 持ち物 :
・懐中電灯
途中、照明の無い暗黒のトンネルを通ります。トンネル内は枕木がボコボコしているので、足元を照らしながら歩きます。
・ルーペ
コケ観察も行いますので、10倍程度のルーペがありましたら、ご持参ください。
・その他 昼食、飲み物、雨具、図鑑、カメラ など
5.参加費:会員無料(会員外300円)
6.担当・連絡先:左木山祝一・ 今井周治
1. 集合日時 2026年3月22日(日)午前10時00分
(解散は3時頃を予定しています。)
※ 当日朝7時の奈良市の午前の降水確率が50%以上の場合は中止します。
2.集合場所 近鉄奈良駅前の行基菩薩像の前
大阪難波 9:14発の近鉄奈良線快速急行近鉄奈良行に乗車すると、近鉄奈良駅に
9:50に到着します。
3.観察の概要
あまり観光客の多くない道を選び、アセビの花の咲く早春の奈良を楽しみたいと思います。近年の春は年による気温の変化が大きく、心配ではあるのですが、イヌガシの花を期待したいと思います。イチイガシやオオバヤドリギなども観察できるでしょう。また、禰宜道はコケ植物の多い落ち着いた道です。落葉樹がまだ葉を展開していない明るい林床で元気に育ち始めたコケ植物も楽しみたいと思います。
4. 持ち物
ルーペ
コケ観察のため、10倍程度のルーペがありましたら、ご持参ください。
その他
昼食、飲み物、雨具、図鑑、カメラ など
5.費用
当日会費(会員外の方のみ) 300円
6.担当・連絡先
左木山祝一、木村 進
◎ 日時 2025(令和7)年1月12日(日) 午後1時30分~4時30分
◎ 場所 堺市立南図書館(TEL 072-294-0123)3階 集会室2
※交通:泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅下車南西約300m、泉ケ丘市民センター内
• 発表者及び演題
・今井 周治 「岩手県の早池峰山などで見た高山植物」
・酒井 和子 「堺・鉢ヶ峯 里山の花めぐりー2024」
・左木山祝一 「コケ植物の歩んできた道筋」
< 休 憩 >
・ 芦田 喜治 コケ2024
・左木山 祝一 「鶴見緑地植物観察会(2024年観察会より)」
午後1時30分,木村副会長から昨年の活動や今年の行事の紹介,会誌の表紙を飾ったスズサイコの解説などを加えたあいさつで,年初めの会員発表会が始まりました。
1番目は,今井周治さんの「岩手県の早池峰山などで見た高山植物」の発表です。東北各地を訪れたときの旅や登山の様子とそこで見た植物を,早池峰山の高山植物を中心に美しい写真で紹介していただきました。
2番目は,酒井和子さんの「堺・鉢ヶ峯 里山の花めぐり-2024」です。1年を通して鉢ヶ峯に通い続けて得た貴重な情報や美しい植物の写真を,軽妙な「酒井節」にのせて紹介していただきました。これは個人的な感想ですが,この貴重な情報をぜひ,会誌にも投稿して残していただきたいと思いました。
3番目は,左木山祝一さんの「コケ植物の歩んできた道筋」です。コケ植物が歩んできた道筋を,最新の情報を駆使しながら,まるで高校の授業のような理論的な説明をしていただきました。
休憩をはさんで4番目は,芦田の「コケ2024」の発表です。2024年に出会ったコケの紹介と,会誌に投稿した内容について解説しました。
5番目は,再び左木山祝一さんの登場で「鶴見緑地公園観察会報告(2024年観察会より)」です。観察会の会場になった鶴見緑地公園の歴史に始まって,講義調の格調高い観察会の報告をしていただきました。
そして,会場の借りられる時間が迫る中,出原副会長の閉会の一声で,会員発表会も無事に終了しました。最後に,発表会全般の調整をしていただいた木村副会長,むずかしい司会役と,会を円滑に進めるための時計係もしていただいた出原副会長,受付役の会計担当の藤村さん,すばらしい発表をされた発表者の皆さま,そして,その発表を熱心に聴いていただいた発表会に参加された皆さまに感謝いたします。